ACID特性について

ACIDとは

トランザクションが持つべき以下4つの特性

  • 不可分性(atomicity)
  • 一貫性(consistency)
  • 独立性(isolation)
  • 永続性(durability)

不可分性(atomicity)

トランザクションに含まれるタスクがすべて実行されるか、あるいは全く実行されないかを保証する性質のこと。

アトミック性、原子性ともいう。

0か1かしか存在しない、というイメージ。

「すべて完了した状態」 or 「いっさい実行されていない状態」しか存在しないことを示す。

一貫性(Consistency)

一貫性、整合性ともいう。

データベース内のデータに常に矛盾が発生しないこと。

実行結果が矛盾した状態にならないこと。

たとえば預金残高に1万円しかないのに、5万円を送金する事はできない、など。

独立性(isolation)

トランザクション中に行われる操作が、他のトランザクションに影響を与えない、また与えられない性質のこと。

永続性(Durability)

トランザクションの処理結果が永続的であることを保証する性質のこと。

永続的=システム障害等で失われない、ということ。

参考情報

ACID特性についての解説 - Qiita

ACID (コンピュータ科学) - Wikipedia)